【ブロガー必見】SEOが無駄になる?キーワードカニバリゼーションとは【カニバリ対策】
こんにちわ!
みなさんはカニバリゼーション(以下カニバリ)という言葉はご存じですか?
普段そんな言葉を聞くことはあまりないかもしれませんが、ブログ、アフィリエイトではよく耳にする言葉です。
今回はカニバリゼーションという言葉の意味、そしてどのような状況がカニバリゼーションというのか実際の例も踏まえて解説していきます!
キーワードカニバリゼーションとは?

この言葉は元は「共食い」という意味で、SEOやアフィリエイトでも共食いという言葉で使われます。
アフィリエイトやSEOでいうカニバリとは
記事タイトルや文章内のキーワード同士が競合し、順位がガタつく状態で十分にサイトの力が発揮されていない可能性があります。
カニバリはブログの記事数が増えてくると発生しやすくなり、内容の似たページがあると、検索エンジンがどちらのページを上位表示したらよいかわからないことから順位の下落などの影響を受けます。
例えば同じキーワードで10位以下に自分のサイトの2ページ以上がランクインしているようなケースでは、カニバリの可能性があるため、その原因を修正できると順位のガタつきが止まり順位が上がりやすくなります。
なぜカニバリが起こるのか?

ページAとページBの順位が
以下のように同じキーワードで入れ替わり続けます。

急に順位が落ちるのには気づくが、
キーワードカニバリゼーションの場合には気づかないことも多いです。
なぜこういったことが起きるのか?
以下のような原因が考えられます。
- ターゲットが曖昧
- ブランディングができていない
- 内部設計が曖昧
ターゲットが曖昧
キーワードカニバリゼーションが起こる時は、発信している情報のペルソナが正しく設定できておらず、ターゲットが曖昧になっている可能性があります。
ペルソナがあいまいな場合、無駄に多くの人が当てはまり、見当違いの人の流入を引き起こすからです。
多くの人が当てはまるということは他のブログとターゲットが被る可能性が大きくなるということです。
ブランディングができていない
自身の発信する情報について他のブログと差別化を図ることで、用途が同じや似た情報だとしてもキーワードカニバリゼーションを防ぐことができます。
仮にターゲットが発信する情報が重複するものだったとしても、発信する人や話し方、情報の伝え方が違うならば読者はその記事を読んでくれるかもしれません。
しかし、差別化があいまいで、かつ別の人の方が優れていたら、もはやカニバリゼーションの発生は必然でしょう。
キーワードカニバリゼーションの発生を確認する方法

自分のサイトでカニバリゼーションが起きているかを確認する方法は、実はあまり難しくはありません。
以下で紹介する3つの方法を試してみましょう。
1. サイト内検索を使う
もし自サイトに「サイト内検索」の機能があるばあい、ターゲットとするSEOキーワードを入れてみてください。
もしキーワードに関連した記事がすでに存在するなら、そのキーワードで新しく記事を作るのは避けたほうが良いでしょう。
2. Googleで「site:URL + “キーワード”」コマンドを使う
Googleの検索エンジンには、ウェブサイトを解説するためのコマンドがいくつかあるのを知っていますか?
たとえば「site:」の後にURLを入れると、サイトの中でインデックスされているページのみを表示してくれます。
そして「site:URL + “キーワード”」のように、「site:URL」のあとにキーワードやフレーズを入力すると、サイト内でキーワードが使われているページを表示できます。
もしあなたのサイトに似たようなページがいくつもあるとしたら、一度それらのページがユーザーニーズを満たせているかどうかを再考してみる必要があるでしょう。
Google Search Consoleを使う
SEO担当者御用達のGoogle Search Consoleを使うのも良いでしょう。方法は以下のとおり。
- アカウントにログインし、「検索パフォーマンス > ”クエリ”タブ」を選択
- 表示されている検索キーワードの中から、カニバリゼーションの発生を調べたいキーワードをクリックする
- 「”ページ”タブ」をクリックし、キーワードが使われて検索結果に表示されているURLを確かめる
- もしここで2つ以上のページから流入がある場合、キーワードカニバリゼーションが起こっているとわかります
カニバリ対策

1.タイトル、見出し内のキーワードの重複をなくす
SEO対策の基本は適したキーワードを盛り込んでウェブページを書くことですが、グーグル検索エンジンはページごとに順位ランク付けをします。
そのため複数のページに共通したキーワードを使ってしまうと、ページ同士が競い合う形になってしまい、ページランクにとってもマイナスです。
一つのキーワードに関する記事は1つのページにおさまるよう文章を書いた方が良いでしょう。
優先度の低いページの
- タイトルで重複しているキーワードを消す
- h1、ページ上部にあるh2内のキーワードを消す
- 現状の内容を活かしつつ、別キーワードへの変更を検討したり、
キーワード比率を調整する - 内部リンクのアンカーテキストから重複部分を削除する
サイト全体の内部リンクのアンカーテキストの比率は、上位表示させたいページのキーワードを増やす。
まとめ
いかがでしたか?
キーワードカニバリゼーションはあまり知られてないからこそ、自分のサイトに大きな影響を与えてしまっている可能性があります。
今回の内容をあなたのアフィリエイトやサイト作成に活用してPVを伸ばしていただけると幸いです!