モノレート封鎖!せどり対策や代替えサービスとは?
Amazonのランキングや価格推移などがまとめられている「モノレート」。
無料で相場調査できるため、せどり初心者~上級者まで利用者が多いサービスです。
そんなモノレートですが、Amazonから「規約違反に該当する」との通告を受け、2020年6月末をもって閉鎖が決まりました。
モノレートがなくなると商品の売れ行きやライバルセラーの仕入れ動向が分からなくなる……といった、せどらーにとって危機的状況ですが、この試練も乗り越えなくてはなりません。
そこで今回、がモノレート閉鎖についての対策や代替サービスをご紹介していきたいと思います。
Contents
モノレートの代替えサービス
モノレートが封鎖してしまいますので、変わりのものを探さないといけません。
実は既にモノレート開発陣が別のサービスを開発しており、β版ではありますが、使用することが可能です。
WatchBell

代替サービスですが、モノレート開発陣がベータ版を公開している「WatchBell」。まだ詳細は未定なものの、モノレートより進化するとのことです。
ユーザーを募集していますが、将来的には何らかの形で有料コンテンツとなる可能性があります。
今のところ、出品SKU数が4000以内の出品者のみご利用いただけます。この数はβ運用の状況により変更される可能性もあるそうです。
Amacode

商品検索アプリAmacodeは完全無料で利用できる店舗仕入れに特化したアプリです。
スマホのカメラ機能でバーコード(JAN,ISBN,)を読み取り、過去の販売データを元に瞬時に販売価格や回転率を予測することができます。
また、Amacodeは家電や雑貨、ゲームやホビー、本、CDやDVDなどAmazonで販売されているすべての商品に対応しているのでどのジャンルにおいても心配なく使用することができます。
DELTA tracer

デルタトレーサーは無料で使える
Google Chromeの拡張機能です。
デルタトレーサーには大きく
3つの機能が用意されています。
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上記以外にも多彩な機能があるので、
使いこなせると非常に便利です。
これまでモノレートを愛用していた方でもすんなりとなじむことができるので、現状ではモノレートの代替ツールとして、デルタトレーサーを使うことをおススメします。
気になる点としては『デルタトレーサーも、一部モノレートのデータを活用している』という噂があること。またデータの取得方法がモノレートと同一であれば、今後デルタトレーサーが閉鎖になる可能性もゼロではありません。
現状ではデルタトレーサーを利用するのがベストですが、万が一のことを考え、他の選択肢も事前に検討しておきましょう。
ただし、ユーザー数が見えないのできちんと相場を読む必要があります。
keepa

「Keepa」は、Amazon内で販売されている商品の価格変動を自動で追跡してくれるツールです。
また、設定した商品が希望の価格まで下がったときに、リマインドの通知をメールやSNS等で受け取る事もできます。
Keepaの機能をまとめておきます。
・包括的な価格履歴グラフ
各種価格の変動履歴を確認する事ができます。
・値下げ&在庫復活時のアラート
指定した価格や在庫補充の時点で通知を受け取る事ができます。
・価格履歴グラフをAmazonの商品ページに直接表示
ブラウザの拡張機能をインストールすれば、Keepaの価格履歴グラフがAmazonの商品ページに直接表示されるようになります。
・最近の値下げ情報の概要
直近の値下げ情報を確認する事ができます。
・頻繁に更新される巨大な商品データベース
アマゾンが直販している商品の在庫状況を確認する事ができます。
keepaは基本的に有料のサービスとなります。
一部機能は無料でも使えるのですが、売れ筋ランキングを見る機能を含め、せどりで必要になる機能は有料です。
月額は15ユーロ、日本円にして約1,800円ほどです(※編集時のレートで計算しています)。
有料版だと、その商品が売れているのかどうかを直感的に判断することができる「売れ筋ランキング」を表示させることができます
。月間の販売個数を表示させることはできませんが、データの正確さでいうとモノレートよりKeepaの方が一段上です。
売れ筋グラフ以外にもさまざまなデータを利用することができるので、せどらーの方はこの機会にKeepa有料版を導入するのも一案だと思います。
セラースプライト

セラースプライトはライバル商品を隅々まで分析できるツールになっています。
どんな機能が使えるかといいますと
- ライバルが扱っている全ての商品の1ヶ月単位の売上
- その商品がどれだけ売れているのか
- 過去のランキングはどうだったのか
- その商品がどんなキーワードでアクセスされているのか
このツールを使うと、世界中のAmazonで中国人セラーが何故あれほどまで売上を上げているのかが分かると思います。
物販で利益が出てきたら、是非導入を検討してみてください。
中国製ツールでありながら、現在は日本語対応されたため誰でも難なく使いこなせます。
最後に
いかがでしたか?
まずモノレートですが、幸い閉鎖まで少しの日数が残っているので、自分の取り扱い商品、関連商品の販売データをスクリーンショットで保存し、セラーリサーチやランキングリサーチなどで現在の相場(最安値が上がり出品者数が減っている商品)を見ておきましょう。
モノレート閉鎖は痛いですが、Amazonだけにこだわらず販路を複数用意し、臨機応変に対応していくのが今後せどらーが生き残る道だと思います。
それでは!