【初心者ブロガー】読みやすい文章のため、 レイアウトを意識する【ライター必見】
文章を書く目的、それは伝えたいことを確実に伝えるために書きます。
ですから、最後まで読んでもらい、納得してもらうことが大事です。
しかし、読みにくい文章では、最後まで読んでもらうことができません。
今回は読みやすい文を書くこと、伝えたいことを確実に伝えるための方法をご紹介します。
Contents
なぜ途中で見るのをやめてしまうのか
途中で読むのをやめてしまう理由は、
1 つ目は、「大量の文章がずらりと並んでいて、読む気が失せた」
2 つ目は、「初めて見るカタカナ表記、読めない漢字が多かった」
3 つ目は、「文章のテンポ(リズム)が悪く、読みにくい」
の3つになります。
人は文書を読むときに、頭の中で音読していて、リズム(テンポ)が悪い文章は、読みにくいと感じてしまいます。
ですから、読みやすく書くには次の点に注意して書く必要です。
空白行を入れる
見出し・小見出しを入れる
目次を入れる
漢字・ひらがな・カタカナを書き分ける
体言止めでリズムを生み出す
重複表現を避ける
同じ表現を繰り返さない
今回は
- 空白行を入れる
- 見出し・小見出しを入れる
- 目次を入れる
について解説していきたいと思います。
空白行を入れる
まずは、空白行の有り・無しの文章を比べてみましょう。
▼空白行を入れない文章

・大量の文章がずらりと並んでいると圧迫感があり、読む気がしな
くなります。
▼空白行を入れたレイアウト

空白行を入れただけで、余白が増えて第一印象が良くなります。
空白行の入れ方は、パラグラフとパラグラフの間、すなわち、統一した文章の間や、ひとつのテーマ・話題が切り替わるときに入れます。
または、文章が続いて読みにくいと感じる場合に、適宜空白行をいれましょう。
目安は 3~5 行ぐらいが良いです。
見出し・小見出しを入れる
次の画像を比べてみましょう。
▼見出しがないレイアウト

見出しがないと、全体が同じトーンで書かれているので、メリハリが
無く、目にとまる場所も無く見づらいです。
▼見出しを入れたレイアウト

見出しを入れるとメリハリが出て、見出しに目がとまるようになります。
また、見出しで概要がつかめるようになります。
▼見出しの種類

見出しの種類には、「大見出し、中見出し、小見出し」の三つがあります。

見出しの入れ方は「大見出し⇨中見出し⇨小見出し」の順番で入れ、階層構造が分かるように入れます。
たとえば、大見出しを文字サイズ 20 ポイントの太字、中見出しを文字サイズ 18 ポイントの太字、小見出しを文字サイズ 16 ポイントの太字にして、先頭にマークをつけるなどで、別の階層であることを分かりやすくします。
自身であらかじめ見出しのルールを決めておきましょう。
以上のように見出しを入れることで、文章にメリハリが出ます。
また、見出しがアイキャッチ代わりになり、分かりやすいです。
さらに、見出しの大きさで文章全体の階層構造がわかり、見出しを読むことで文章全体の概要がつかめます。
目次を入れる
次の画像を比べてみましょう。
▼目次がないレイアウト

長文の場合、目次がないと全体像がつかみにくいです。
▼目次を入れたレイアウト

目次を見ることで、全体に何が書かれているかが把握できます。
また、目次を見て読みたいところだけ読むということもできます。
Web サイトの場合、目次と見出しをリンクさせておくことで、ワンクリックで読みたいところに移動できるので、読者は簡単にその部分を読むことができます。
目次の入れ方は、階層構造が分かるように太字にしたり、文字を大きくしたり、または、字下げするなどしましょう。
読者は、目次を見て読みたい項目を探すので、目次と見出しを完全一致させておくことが大事です。
目次に関しても、見出しと同様に自身でルールを決めておきましょう。
○目次の例
<目次>
1.外国人人気 No.1「伏見稲荷大社」
1)歴史
2)見どころ
3)アクセス
○目次に対する本文見出しの例
正 1.外国人人気 No.1「伏見稲荷大社」
誤 1)外国人人気 No.1「伏見稲荷大社」
誤 1.約 1 万基の鳥居が圧巻「伏見稲荷大社」
誤 1 は、目次と見出しの番号の違いです。
誤 2 は、目次と見出しに書かれていることが違います。
目次と見出しは完全に一致させないと、読者は混乱し離脱の原因になります。しっかりと一致させましょう。
まとめ
正しい文章を書いても、読みにくい文章では最後まで読んでもらえません。
そこでこの記事では、レイアウトに気をつけて読みやすくする方法を解説しました。
空白行を入れれば圧迫感をなくし、文章やテーマの切り替わりを分かりやすくすることができます。
空白行を入れるところは、パラグラフとパラグラフの間、テーマ(話題)の切り替わるところ、文章が続いて読みにくいと感じるところに入れていきましょう。
(3~5 行が目安)見出しは文章にメリハリをつけ、その見出しをアイキャッチにすることができ、読者を惹きつけることができます。
見出しを入れるときは、階層構造が分かるように工夫し、その見出しを読むことで、文章全体の概要がつかめるようにする。
目次は、全体に何が書かれているか把握させることができます。
また、読者は目次を見て、読みたいところを読むことができます。
Web サイトの場合は、目次と見出しをリンクさせておくことで、読者は読みたいところにワンクリックで移動でき、すぐに読めます。
目次を入れる時も、階層構造が分かるように工夫し、目次と見出しを完全一致させましょう。
見出し・目次ともルールを決めておきましょう。
それでは!