考え

なぜ能力の低い人ほど自分を過大評価してしまうのか?その答えとは

なぜ能力の低い人ほど自分を過大評価してしまうのか?その答えとは

突然ですが

お金のやりくりはどれくらい上手ですか?

人の気持ちを推し量るのはどうでしょう?

知っている人たちと比べて、どれくらい健康的でしょうか?

自分の能力が他の人と比べてどれくらいか把握していると、自分の自尊心を高めることができます。

自分の判断や直観に従って進めるべきか、または助言をもらって進めるべきか、適切な判断をすることもできます。

しかし実際にの研究によると、私たちの自分の能力を正確な評価ができていないようで、実際には過大評価をしていることが多いです。

そしてこの過大評価のことを「ダニング=クルーガー効果」と心理学では言います。

今回はダニング=クルーガー効果と呼ばれる心理現象について、デイヴィッド・ダニングが解説の元、ご紹介していきます。

ダニング=クルーガー効果

能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも過大評価をしてしまう心理のことをいいます。

実際の研究で自分の能力は他の人と比べてどれくらい自分は優れているのか?と言う実験を行いました。

2つの会社のソフトウェアエンジニアに自分の能力を評価してもらったところ

1つ目の会社は32%が、もう1つの会社では42%の人が自分は上位5%に入ると答えました。

これはまれにある話ではなくて、人は自分を他の人の多くよりも高く評価する傾向があり、それが健康から容姿、スポーツ、勉強など様々な点で起こります。

特にここでおもしろいのが、「能力の低い人ほど、自分の能力を大きく過大評価しがち」ということです。

例えば

  • 知識
  • お金
  • 数学
  • 道徳
  • 文法
  • 推理
  • ゲーム

明確に劣っている人が専門並みに自己評価をする傾向があります。

どういう人が過大評価をしてしまうのか?

ではどういった人がこういった自己評価をする傾向があるのか?

それは「全員」です。

誰でも自分で認識していない無能な面を持っているのです。

それはなぜでしょうか?

心理学者のダニングとクルーガーが1999年に初めてこの効果について書いた時何かの領域で知識やスキルを欠く人は2つのことを失敗しがちです。

第一に彼らはミスを犯し、失敗した選択をすること。

第二はその同じ知識の欠落のため、自分の間違いを認めないこと。

言い換えると下手な人というのは自分がいかに下手か認識するのに必要な力を欠いているのです

たとえば 研究者がある大学の討論大会の参加者を調べたところ予選で下位25%のチームは5試合で4試合近くを落としていましたが彼ら自身は6割方勝っていると思っていたのです

討論会のルールをしっかり把握していなければ自分の議論がいつ どれほど頻繁に破綻しているかも認識できません

ダニング=クルーガー効果はエゴのために自分の弱みに盲目になるということではありません。

人は自分の欠点を見付ければ普通それを認めるものです。

ある研究ではじめ論理パズルの成績が悪かった学生は論理のミニ講座を受けた後以前の自分の能力が酷いものだったことを進んで認めています。

ある程度経験や技術のある人が自分の能力にあまり自信を持っていない理由をこれは説明するかもしれません。

知らないことが沢山あるのが分かるくらいに彼らはよく知っているのです。

専門家は 自分にどの程度知識があるか把握している一方、別種の間違いがよく見られます。

他のみんなも自分と同じくらいに分かっているものと仮定するのです。

結果として人は無能であるにせよ高い技能を持つにせよ、不正確な自己認識に捕らわれているのです

スキルが低い人には自分の欠点が見えません。

非常に有能な人は自分の能力がどれほど普通でないかを認識しません。

ダニング=クルーガー効果がそれを体験する当人に見えないものなら様々な面で自分が実際どれほど優れているのかどうすれば分かるのでしょう?

第1に他の人からのフィードバックを求め

耳が痛くともよく検討することです

第2に さらに重要なのは学び続けるということです

知識を身に付けるほど能力の見えない穴はできにくくなります

すべては古い諺に言う通りなのかもしれません

「愚者と議論するときには相手も同じことをしていないか確かめよ」

それでは

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